産前産後100日ラボ【研究所】

妊娠初期

好きな匂いも受け付けない――食べづわり・匂いづわり、動けない日があっていい

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妊娠がわかった喜びもつかの間、多くの人がぶつかるのが「つわり」の壁です。朝起きた瞬間から気持ち悪さが始まり、好きだったはずの匂いにさえ耐えられなくなる。頭ではおめでたいことだとわかっていても、体がついていかない毎日に戸惑う人は少なくありません。「つわり対策」を検索しては試し、それでも思うようにいかない自分にがっかりしてしまうこともあるでしょう。

ここだけは押さえて

つわりのつらさには個人差があります。三食きちんと食べようとせず、食べられるものを食べられるときに口にし、動けない日は動かないと割り切って大丈夫です。

つわりの症状と何が一番つらかったか

「食べづわり」「吐きづわり」「匂いづわり」と、つわりの出方は人によってさまざまです。何を食べても戻してしまう、逆に空腹になると

気持ち悪くなる、炊きたてのご飯の匂いすら受けつけない…そんな症状が数週間から数か月続くこともあります。仕事や家事を普段どおりにこなせない自分を責めてしまい、身体的なつらさに加えて気持ちまで沈んでしまう人も多いようです。

「安定期になれば楽になる」と言われても

つわりの真っ最中は、「安定期に入れば楽になるから」という励ましの言葉すら、素直に受け取れないことがあります。今日一日をどう乗り切るかで精一杯なのに、先の見通しを示されても気持ちが追いつかない。電車に乗るだけで気分が悪くなる、キッチンに立った瞬間にえずいてしまう、パートナーの食事の匂いすらつらく感じてしまう…そうした日常の些細な場面が、想像以上に大きな負担になっていきます。「甘えているだけなのでは」と自分を疑ってしまう人もいますが、つわりのつらさは本人にしかわからないものです。

つわり対策として役立った工夫

無理に三食きちんと食べようとせず、食べられるものを食べられるときに少しずつ口にする。冷たい麺類や果物など匂いの少ない食品に切り替える。そして常温より冷たい飲み物で水分補給をこまめに行う、というのも定番のつわり対策です。つわり用の吸水付きマスクや、においを軽減する空間除菌グッズ、ゼリー飲料などを取り入れて、少しでも負担を減らしたという声も多く聞かれます。

つらい時期を乗り切るために

つわりの重さや期間には個人差が大きく、周囲と比べて落ち込む必要はありません。「動けない日は動かない」と割り切ることも、立派なつわり対策のひとつです。つらいのはあなたのせいではありません。今日を乗り切るための工夫を一つでも見つけられたら、それで十分です。

水分もほとんど摂れない、体重の減りが大きいなどつらさが重いと感じるときは、無理をせず早めにかかりつけの産婦人科に相談してくださいね。